NTT Comが新たな法人向けデータ通信端末、国際ローミングも開始
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、NTTドコモの通信網を利用した法人向けモバイルデータ通信サービス「モバイル/リモートアクセス(d)モデル」のラインナップに、HSUPA対応のExpress Cardタイプ「MF130」を追加する。価格は1万9950円。
「モバイル/リモートアクセス(d)モデル」は、NTTドコモの通信網を借りてNTT ComがMVNOとして展開している法人向けモバイルデータ通信サービス。「MF130」は、下り最大7.2Mbps、上り最大5.7MbpsのHSUPA対応のExpress Card型データ通信端末。メーカーは富士ソフトとZTEとなる。付属のアダプタでPCカードスロットでも利用できる。Windows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X v10.4~6に対応する。
なお、「モバイル/リモートアクセス(d)モデル」は今後、「Bizリモートアクセス」と名称を変更して展開される予定。また、「MF130」の提供により、LGエレクトロニクス製「L-05A」の提供は9月30日終了する。
NTT Comでは、オプションサービスとして国際ローミングサービスも24日より開始する。「モバイル/リモートアクセス」のID/パスワードを利用して、海外でモバイル接続できるようになる。
利用料金は、特定の通信事業者の場合、1万パケットまで1パケット0.2円、1万~12万パケットまで2000円、12万パケット以上は再び1パケット0.2円となる。特定事業者以外は、1パケット0.2円。「モバイル/リモートアクセス」の申込と同時に国際ローミングを申し込むと開通手数料は無料。既存ユーザーが追加加入する場合は変更手数料として、1回線あたり2100円かかる。
2010/5/25 12:00