Barnes & Noble、3G/無線LAN無料の電子書籍端末「nook」


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 米書店チェーンBarnes & Nobleは、通信機能を搭載した電子書籍リーダー「nook」を発表した。11月末に発売される予定で、価格は269ドル(約2万3500円)。

 「nook」は、Googleなどが中心になって開発されたAndroidプラットフォームを採用した電子書籍ビューアー。6インチのE Inkディスプレイをメインに、その下に3.5インチのタッチパネル式カラーディスプレイを搭載する2画面構成となる。 米AT&Tの3G網と無線LAN(IEEE802.11b/g)に対応し、Barnes & Nobleの配信サイトから電子書籍や新聞、雑誌などがダウンロードできる。3G網とBarnes & Noble店内の無線LAN利用は無料。

 2GBの内蔵メモリを装備し、最大16GBのmicroSDHCカードも利用できる。3.5mmステレオミニジャックを搭載し、モノラルスピーカーも用意されており、音楽プレーヤーとしても利用できる。

 なお、ダウンロードした電子辞書は、「LendMe」と呼ばれるレンタル機能が利用できる。友人などに手持ちのコンテンツを最大14日間無料で貸し出せる。iPhoneやBlackBerry、モトローラ製のスマートフォンのほか、パソコンなどにも貸出可能。

 対応ファイル形式はEPUBやeReader、PDF、MP3JPEG、GIF、PNG、BMP。バッテリーは電子書籍(通信なし)で利用した倍に約10日間動作する。大きさは約19.55×12.44×1.27cm、重さは317g。

 



(津田 啓夢)

2009/10/21 18:35