8MのCCDカメラ搭載「SH004」


ミントブルー

 「SH004」は、「SH001」をベースに外装デザインを変更したモデル。11月上旬に発売される予定。シンプルコース一括価格は2万円台中盤となる見込み。

 2009年2月に発売されたシャープ製CDMA 1X WIN端末「SH001」の外装に変更を施した、デザインバリエーション的な位置付けのモデル。ソフトウェア面での若干の調整がなされているが、内蔵ハードウェアなどについては「SH001」をほぼ継承。800万画素CCDカメラなどはそのままに、量産効果による販売価格低減を狙ったモデルという。おもに20~30代女性の利用を想定しており、本体カラーはミントブルー、ジャスミンホワイト、ラベンダーピンクの3種類。

 本体デザイン面での大幅な変更もなく、二軸ヒンジの折りたたみ機構を引き続き採用する。なお着信などを知らせるLEDイルミネーション部については、クリスタルカット調の突起を付けた形状へと変更した。メインディスプレイ裏面のトップパネルについては、反射光に応じて色合いが変わる多層幕蒸着処理を施した。

 機能面は「SH001」と同等で、約800万画素のCCDカメラを内蔵。携帯電話内蔵カメラとして採用例の多いCMOSカメラとは異なる構造のため、動きのある被写体の撮影などに強みを発揮するという。また画像処理エンジン「ProPix」搭載によって高感度撮影にも対応する。顔検出AFもサポートしている。

 このほか照明点灯時感などを一括変更できる「省エネモード」や、ボタン長押しで起動する覗き見防止機能「新ベールビュー」などに対応。通話品質を向上させる機能として「ノイズキャンセラー」、相手の声の高音域を強調して聞き取りやすくする「ボイスクリア」などを搭載する。また高速赤外線通信を利用する「AQUOS連携」機能もサポートされる。

 ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetoothを搭載し、最大2GBのmicroSDカードが利用できる。対応サービスは、グローバルパスポート CDMA、スマートリンク辞書、名刺リーダーなど。デコレーション絵文字も3000種に拡充されている。データフォルダ容量は約740MB。

 メインディスプレイは約3.0インチ、フルワイドVGA(480×854ドット)、約26万色表示のNew モバイルASV液晶。サブディスプレイは非搭載。本体サイズは約111×48×16.8mmで、重さは約125g。連続待受時間は約270時間、連続通話時間が約240分。

ジャスミンホワイトラベンダーピンク

 



(森田 秀一)

2009/10/19 11:29