日本HP、携帯メール対応のデジタルフォトフレーム


 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は、無料のオンラインフォトサービス「Snapfish」で、デジタルフォトフレーム「光フォトフレーム SPF-86V」の販売を開始した。価格は3万1290円~。

 日本HPは、同社が提供する無料のオンラインフォトサービス「Snapfish」と、同サイトと提携した提携サイトにおいて、NTT東西が提供するデジタルフォトフレーム「光フォトフレーム SPF-86V」を販売する。価格は通常版が3万1290円となり、各提携サイトでは、SDカード(1GB)とのセットモデルが3万6540円で販売される。

 SDカードのセットモデルでは、「Snapfish」や提携サイトに保存した画像最大100枚を記録して出荷される。日本HPでは遠く離れた実家に子どもの近影を届けたり、友人との旅の思い出として贈るなどプレゼントに最適だとアピールしている。

 ディスプレイは8インチ、800×600ドットのTFT液晶を搭載。IEEE 802.11b/gの無線LANに対応し、WEP/WPA-PSK/WPA2-PSKをサポートする。無線設定機能としてWPS(Wi-Fi Protected Setup)が用意されている。

 携帯電話やパソコンとの連携機能を搭載し、写真付きメールを送るとデジタルフォトフレーム側に写真を送れる。デジタルフォトフレームには専用のメールアドレスが割り当てられており、直接データを送信できる。

 対応画像形式はJPEG/MPEG4/WMVで、音楽データはMP3とWMAに対応する。内蔵メモリは64MB(ユーザー32MB、メール32MB)。メモリカードは最大2GBのSDカードと、最大16GBのメモリースティックが利用できる。本体にはステレオスピーカーやヘッドフォン端子も用意されている。大きさは約228×187.5×46mm、重さが約785g。

 

(津田 啓夢)

2009/10/2 15:53