Android携帯の開発ツール「Android 1.6」公開、CDMAに対応
米Googleは、Android向け開発者ツールの最新版となる「Android 1.6 SDK」の提供を開始した。
Androidは、Googleが中心となって開発された携帯機器向けソフトウェアプラットフォーム。最新版の1.6では、通信方式として新たにCDMA方式がサポートされた。なお米国では、SprintやVerizonがCDMA方式を採用しており、国内ではKDDIのauがCDMA方式で展開している。
新バージョンでは、QVGAやWVGAといった画面サイズがサポートされるほか、ジェスチャー機能、テキストの音声読み上げエンジン「Pico」などが追加される。ただし、音声読み上げは英語/仏語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語に対応し、現時点では日本語には対応していない。
さらに、「Quick Search Box」機能が用意され、Webブラウザやブックマーク、履歴、などをホーム画面から横串検索できるようになる。カメラ周りのインターフェイスの開発や、VPN関連に新たな設定なども加わる。
SDKは、Windows版、Mac OS X版、Linux版が用意される。開発者向けサイト「Android Developers」からダウンロードできる。
2009/9/16 13:30