ソニー・エリクソン、WM6.5搭載のスマートフォン「XPERIA X2」


XPERIA X2

 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、海外市場向けスマートフォンの最新モデル「XPERIA X2」を発表した。Windows Mobile 6.5を搭載し、2009年の第4四半期に海外で発売される見込み。待受画面上に表示するパネル「XPERIA Panels」を作成できるソフトウェア開発キットも公開する。

 今回発表された「XPERIA X2」は、スライド型のボディにQWERTY配列のフルキーボードを搭載したスマートフォン。Windows Mobile 6.5搭載端末として発売される予定で、メールやカレンダーの同期、Microsoft Office Mobileのファイルの編集が可能。

 端末独自の機能として、さまざまな機能に簡単にアクセスできるSlideView機能のほか、インターネット上のサービスなどにアクセスできるXPERIA Panelsは14種類があらかじめ搭載されている。

 ディスプレイは3.2インチ、480×800ドット、約6万5536色表示のタッチパネル型液晶で、8.1メガピクセルのカメラも搭載。最大16GBのmicroSDHCカードが利用でき、パッケージには4GBのmicroSDカードとテレビ出力ケーブルが同梱される。通信方式は3G(UMTS/HSPA)とGSMがサポートされ、Bluetooth、GPS、無線LAN機能を備える。

 3Gでの連続待受時間は約640時間、連続通話時間は約360分。大きさは110×54×16mmで、重さは115g。ボディカラーはElegant Black、Modern Silver。

 なお、日本市場への投入については、「現時点では未定」(同社広報部)としている。

 



(太田 亮三)

2009/9/3 16:25