「S-1バトル」7月チャンピオンは次長課長の河本準一に


プレゼンターのダンテ・カーヴァー(左)と7月のチャンピオンとなった河本準一

 ソフトバンクモバイルは、ユーザー投票によるお笑いコンテスト「S-1バトル」7月の月間チャンピオンを発表した。30日、同社本社で表彰式が開催され、プレゼンターのダンテ・カーヴァーからチャンピオンに選出された次長課長の河本準一にトロフィーと賞金1000万円が贈呈された。

 7月の決勝ステージに残ったのは、NON STYLEの「催眠術」、テレビ番組発の東野・岡村の旅猿「東野スネル。岡村困る。」、トータルテンボスの「今月の差し入れ」となった。このうち、トータルテンボスが3月と5月、NON STYLEが6月のチャンピオンに選ばれた経験を持つ。ユーザーからの投票は102万票となり、これらのライバル作品を押しのけて、今回、河本準一の「ジュツゴロウと愉快な仲間」がチャンピオンとなった。同作品は、売れない芸人を無人の部屋に呼び出してリアクションを観察するというもので、今回は、酸素ボンベを置いておき、芸人が“声が高くなるヘリウムガス”と思い込みながら、実際に吸って声を出す様子を観察していた。

 賞金とトロフィー、大きさ30cmの「お父さんBIGストラップ」を贈呈された河本は「『ジュツゴロウと愉快な仲間』は、ポンコツ芸人を集めて観察するというもの。芸人はリアクションを求められるが、それを逆手にとった」と説明。また「売れない芸人であっても1000万円獲得できたのは、彼らにとって希望が持てること。この賞金でジュツゴロウの番組を作りたい。でも最初は値段を掲げていないお寿司屋さんに1人で行く」と述べ、会場の笑いを誘っていた。

 あわせて8月の第1ステージ進出作品も発表された。今回チャンピオンとなった河本のほか、はんにゃ、ココリコの遠藤章造とペナルティのワッキーによるコンビネタが登場するほか、嘉門達夫が弾き語りで初参戦するという。

 

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(関口 聖)

2009/7/30 13:16