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1つの電話番号を2台のiPhoneで使える「iPhone Handoff」発表

 米アップルは10日(日本時間)、1つの電話番号を2台のiPhoneで利用できる機能「iPhone Handoff」を発表した。iOS 27以降のiPhoneで利用でき、まずは米国のT-MobileとドイツのTelekom Germanyで展開される。

 年内にはベライゾンとEEが対応し、ほかの通信事業者もこれに続く予定。iPhone Handoffの登録には、通信事業者による料金がかかる場合がある。

対応デバイス

 iPhone Handoffを利用するには、Wi-Fiに接続した2台のiPhoneが必要。対応OSはiOS 27以降。同じAppleアカウントを共有しており、iCloudでメッセージを同期し、FaceTimeとiMessageに同じAppleアカウントでサインインしていることが動作条件。

iPhone Handoffとは

 iPhone Handoffを利用すると、手に取った方のiPhoneで、電話番号が瞬時に有効になる。使用したいiPhoneのロックを解除するだけで切り替えられる。

 通話や留守番電話、メッセージ(iMessage、RCS、SMS/MMS)、「探す」の位置情報が使用中のiPhoneに移動する。iCloudと同期されたそのほかのデータは、デバイス間で自動的に更新される。

 iPhone Handoffを設定すると、メインのiPhoneとセカンダリiPhoneに分かれる。着信転送や発信者番号表示といった通信事業者が提供する一部サービスや、通信事業者のアカウント管理はメインのiPhoneでのみ管理できる。

デュアルSIMでも動作、eSIM2つが同時に切り替わる

 iPhone Handoffは、両方のeSIMがiPhone Handoffに対応していればデュアルSIMでも動作する。iPhoneのロックを解除すると、両方のeSIMが同時に切り替わる。設定は各eSIM用にそれぞれ行う必要がある。

ウォレットのカードを共有できる

 iPhone Handoffにより、ウォレットに追加した支払い用のカードを両方のiPhoneで使用できるようになる。車のキーを追加して、2台のiPhoneで共有することもできる。ただし、特定の交通機関の定期券やIDカードといった一部アイテムは1つのデバイスでしか使用できない場合がある。

Apple Watchは自動で切り替わらない

 Apple Watchの接続先は自動で切り替わらないため、最も頻繁に使用するiPhoneにペアリングしておく必要がある。ペアリング済みのiPhoneが近くにない場合は、通常通りApple Watch単体でWi-Fiまたは携帯電話ネットワークにつながる。

オフにするには

 iPhone Handoffをオフにするには、通信事業者に申し込む必要がある。iPhoneからeSIMを削除しただけでは、利用停止を申し込むまで通信事業者から料金が請求される可能性がある。