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KDDIとOsaka Metro、ヒューマノイド駅員の実証実験 梅田駅と谷町九丁目駅で9月15日まで
2026年8月28日 11:44
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)とKDDI、AVITAは、「Gemini」を搭載したヒューマノイドを接客案内に活用する実証実験を実施する。期間は8月31日~9月15日。大阪の梅田駅と谷町九丁目駅に「ヒューマノイド駅員」を設置し、実運用に向けた課題を検証する。
ヒューマノイドはOsaka Metroの制服を着用して接客にあたる。駅構内や周辺の観光情報、複雑な乗り換え経路を案内するほか、英語や中国語といった多言語コミュニケーションにも対応する。
また、ヒューマノイドの手元にあるディスプレイにQRコードを表示し、利用者が自身のスマートフォンで読み取ることで、目的地までの詳細な路線案内図なども持ち出せる。
実証は、8月31日~9月6日に御堂筋線梅田駅北改札外の「Metro Opus 梅田店」で、9月9日~15日に谷町線・千日前線谷町九丁目駅東改札側の「Metro Opus 谷町九丁目east」で実施する。稼働時間は毎日11時~20時(初日のみ13時~20時)。
今回導入する機体は、AVITA代表取締役社長の石黒浩氏がデザインしたヒューマノイドをもとに機能を刷新したもの。グーグルの「Gemini」を組み込んでおり、ユーザーの声のトーンや話すスピード、抑揚、感情のニュアンスをリアルタイムに検知する。音声認識から応答までを直列処理することで超低遅延応答を実現し、自然な非言語コミュニケーションを可能にした。
少子高齢化に伴う労働力不足が各業界で深刻化するなか、デジタル技術による業務の効率化とサービス品質の維持が課題となっている。Osaka MetroはAI技術を通じた案内対応の可能性を実証で探り、持続的な顧客体験の向上を目指す。
またKDDIとAVITAは、KDDIの通信・AI基盤とAVITAのアバター技術を組み合わせた国産ヒューマノイドの社会実装を進めることで、さまざまな業務分野が抱える労働力不足の解決を図る構え。

