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メルカリが新EC「m department」、専門店だけの高額中古品・ブランド品のマーケット
2026年7月14日 11:27
専門業者のみが出店できる中古市場
m departmentは、メルカリアプリとは異なる新たなECサイト。メルカリのアプリからは利用できないが、Webサービスとして提供することで、アプリのインストールという障壁を取り除き、利用しやすくする。
出店できるのは、審査を通過した専門事業者のみ。取り扱う商品は、プロによる検査やクリーニングなどを経た「整備済み製品」(リファービッシュ品)や各ショップの鑑定士による真贋鑑定を経た「真贋鑑定済みブランド品」となる。取り扱われる製品は、スマートフォンやタブレット、カメラのほかバッグや腕時計、靴など。
スマートフォンなどには、発送後180日間の動作保証が付帯しており、正常に動作しなくなった場合は修理や交換対応を受けられる。バッテリーの最大容量は80%以上で、データの削除や外装の殺菌・抗菌処理が施される。整備済み製品は発送後7日~30日以内、真贋鑑定済みブランド品は発送後10日以内の返品を受け付ける。
サービス開始時点では88社が参画しており、割合としてはブランド品を扱う事業者が多いという。購入にはメルカリの売上金を充てられる。スマートフォンなどの整備済み品はソフマップ、にこスマ、ネットオフなどが出店する。2027年初頭には買取サービスも提供する予定としている。
サービス開始を記念して「welcomeクーポン」が配布される。1万円を上限に、購入代金の30%が割り引かれる。キャンペーンサイトで受け取ることができ、誰でも利用できる。配布期間は9月30日までで、有効期間は付与日から7日間となる。
中古市場伸びるも課題は「信頼性」
物価高により、中古マーケットが勢いづいている。中古(リユース)市場の規模は2009年から連続で成長を遂げており、2024年には3兆2628億円に達した。2030年には4兆円規模に成長する見通しという。
特に成長しているのがスマートフォンで、2024年時点で約1000億円規模の市場となっており、前年比で22.4%成長を記録した。ブランド品は4230億円規模の市場を築いており、前年比15.7%の成長となった。いずれのカテゴリーも新品は値上がりが激しい。
一方で、同社の調査で「まったく中古品を購入したことがない」という人は全体の51%に上った。その主な理由としては「商品の汚れや衛生面が気になる」が最多で、ほかに品質の不安や値段付けの妥当性などが続く。
高額な商品になればなるほど、不安を感じる人が多い。ブランド品では偽物ではないかとの懸念が多く、スマートフォンなどでは故障リスクから中古品を敬遠する向きがあることがわかった。
世界的には、プロが品質を保証する中古品が新品や単純な中古品に続く「第3の市場」として注目を集めているという。リファービッシュ品のスマートフォン市場は2025年、グローバルで約533億ドル規模となっており、2033年にはおよそ1000億ドル規模に達する見通し。
メルカリでは、新たにm departmentを通じて、ブランド品やスマートフォン、カメラなど高額な中古品に対する市場の懸念を払しょくし、日本でも第3の市場として品質が保証された中古品の普及を図る。







































