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LINEヤフー、カカクコムを非公開化するTOBを正式提案
2026年7月3日 12:56
LINEヤフーおよび、ベインキャピタル・プライベート・エクイティ・LP が投資助言を行う投資ファンド及びそのグループ(以下、ベインキャピタル)は、カカクコムを完全子会社化した上で非公開化することを目的とする、株式の公開買付(TOB)提案を正式に行った。
LINEヤフーなどによる公開買付価格は1株につき3384円だが、カカクコムの第二位の大株主であるKDDIとの間で不応募契約を締結した場合は3500円で買付する。TOBの開始予定時期は2026年9月頃で、買付予定数の下限は1億3180万5千株(所有割合66.05%)に設定している。
LINEヤフーらによる本提案は、Kamgras 1の公開買付による買付額を12.80%、KDDIとの間で不応募契約を締結した場合は16.67%上回っている。LINEヤフーらは、カカクコムを非公開化後、Yahoo!やLINEからの送客やPayPayと連携した飲食店DXなどの連携によりカカクコムの各サービスの成長を支援する。
カカクコムの公開買付は、LINEヤフーなどが5月7日と5月13日付けで法的拘束力をもたない初歩的な提案書が提出された後、スウェーデンに本社を置く投資機関EQTおよび傘下のKamgras 1による買収提案が行われた。LINEヤフーらは、今回あらためて法的拘束力をもつ買収提案を行った。
主要株主の動向として、約19%を保有するOasisからはすでにTOBに応募することで合意を得ている。よって、仮に約21%を保有するデジタルガレージの合意が得られない場合でも、LINEヤフーらによる公開買付は成立する見込みが十分にあるという。
今回のTOBは敵対的買収ではないため、カカクコム経営陣の賛同を得る必要がある。この賛否の判断は、7月中旬から下旬頃に見込まれる。
