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Googleの動画生成AIに最新バージョン「Veo 3.1」が登場、オーディオ機能でより迫力ある映像に

 グーグル(Google)は現地時間15日、生成AIサービス群「Gemini」の動画作成AI「Veo」について、最新バージョンとなる「Veo 3.1」を発表した。高度なオーディオ、ナレーション調整機能など、Veo 3をベースに同社の最先端技術を備えている。

 Veo 3.1では、オーディオ機能が搭載され、シーンに合わせたオーディオを生成できる。これらは、まだまだ改良を重ねられるとしている。これに加え、複数の参考画像からキャラクターやオブジェクト、スタイルを調整できる「Ingredients to Video」機能や、開始画像と終了画像を入れると、その2つのシーンをつなぐビデオを生成する「Frames to Video」機能、元の動画クリップの続きを生成し1分以上の長さの動画を生成できる「Extend」が搭載される。

 このほか、あらゆるシーンで要素を追加できたり、逆に不要なものを削除したりできる。

 Veo 3.1は、開発者向けのGemini API、エンタープライズ向けのVertex AI、Geminiアプリで利用できる。