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「HUAWEI WATCH GT 6」シリーズはサイクリングやゴルフ機能を重点強化、普段の健康管理からアクティビティまで広くカバー
2025年10月7日 00:00
ファーウェイ・ジャパンは6日、2025年下半期のフラッグシップ新製品発表会を開催し、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 6」と「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」、フルワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」を発表した。
価格と発売日は、HUAWEI WATCH GT 6シリーズが3万3880円~で10月14日に、HUAWEI FreeBuds 7iが1万2980円で10月24日に発売される。
本稿では、発表会の内容と実機写真を中心に、製品のポイントをご紹介していく。
HUAWEI WATCH GT 6/GT 6 Pro
画面の輝度や位置測位性能、バッテリー性能が向上
WATCH GT 6シリーズでは、先代モデル(GT 5シリーズ)と比較して、「輝度の向上(最高輝度3000ニト)」や「位置測位性能の向上」など、ハード面でも性能が強化されている。位置測位機能では、チップ性能やアンテナの配置、アルゴリズムが強化されたHUAWEIヒマワリ型アンテナシステムを搭載。先代比で20%の測位レベル向上が図られている。
また、バッテリーの持続時間も拡大しており、エネルギー密度は先代比37%向上、標準利用で21日間、ヘビーユースでも12日間充電なしで利用できる。
サイクリング機能の進化
これらハード面での進化は、ソフト面での機能向上にも寄与している。今回のモデルでは、サイクリング機能が大幅に進化している。
たとえば、サイクリングでのルートナビゲーション機能では、サイクリングルートをインポートしておくと、リアルタイムで音声によるナビゲーション機能が利用できる。
また、スマートフォンをサイクルコンピューターのように利用することもできる。スマートウォッチで計測した走行距離や心拍数、時間、ケイデンス、勾配、速度などのデータをスマートフォンで瞬時に確認できる。先述のナビゲーション機能も、同じ画面で利用できる。
位置測位機能の進化で、ライド中の一時停止を検知し、より正確に記録できるようになった。たとえば、信号待ちで一時停止すると、スマートウォッチが一時停止を判定して、自動で記録を中断する。信号が変わり走り出すと、再び記録を再開する。
サイクリングパワーの測定
サイクリング時のトレーニングで指標となるサイクリングパワーの測定が新たにできるようになった。風洞実験室でさまざまな自転車と風速、体型のテストを実施し、サイクリング時のデータとあわせてシミュレーションするもので、専用デバイスなしで簡単に計測できるようになった。
発表会には、自転車インフルエンサーのけんたも登壇。けんたはサイクリングパワーについて「自分がどれだけの力で漕いでいるかを数値化するもの」と説明。今回のシミュレーション機能には「本来、専用のペダルが必要だが、それがなくても計測できるのは結構びっくり」とコメント。実際に、専用のデバイス“パワーメーター”と比較して検証したところ、「ほぼ同じ」の結果だったとし「パワーメーター業界がざわつくかも」と機能の高さをアピールした。
充実したサイクリング機能を受けてけんたは「自分もそこまで競技をするわけではない」と前置きした上で「これから始めたい人からステップアップしていきたい人にいいのではないか?」とコメント。専用デバイスをそろえなくてもスマートウォッチ1つでさまざまな数値を計測でき、日々のエクササイズなどにも気軽に利用できる点を評価した。
本間ゴルフコラボモデルも登場
ゴルフ機能が充実している「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」と、ゴルフ用品の総合メーカー「本間ゴルフ」がコラボレーションしたモデル「HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro」(以下本間モデル)が登場する。本間モデルでは、独自のデザインとウォッチフェイスが採用されている。バックルには本間ゴルフのロゴが描かれたり、本間ゴルフの限定クラブ「BERES 7S」をイメージしたウォッチフェイスが用意されていたりする。
機能面では、ホールの傾斜を想定して実際に打つべき距離を計算して表示する「高低差補正機能」やグリーンマップの傾斜と方向を確認できる機能、キャディのように次に使うべき番手を提案する機能などが搭載されており、ラウンドを強力にサポートする。
フルワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」
同日には、フルワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 7i」が発表された。市場想定価格は1万2980円。
性能面では、アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)が強化されている。ノイズキャンセリングの応答までの時間は0.5秒未満に、すべての音域でより深くノイズを低減でき、ANC有効時の遅延も50%小さくなっているという。
また、360°全方位のヘッドトラッキング機能を搭載。6軸対応のヘッドモーションセンサーを搭載しており、すべてのデバイス、すべてのコンテンツで空間オーディオ機能が利用できるという。
なお、スマートフォンアプリは新しい「HUAWEI Audio Connect」アプリとなった。タッチコントロールのカスタマイズやANCやイコライザーの調整などがアプリからできるようになる。アプリはiOSとAndroidのどちらにも対応している。
このほか、発表会では「HUAWEI FreeBuds 6」の新色「ローズゴールド」が発表された。価格は2万1780円、10月14日に発売される。
ウェアラブル血圧計などのアップデート
このほか、ウェアラブル血圧計「HUAWEI WATCH D2」では、新しくブルー(コンポジットレザーベルト)が10月14日に発売される。市場想定価格は6万280円。
機能面でもアップデートが加えられ、任意のタイミングで血圧を測定できる2種類のリマインダー機能が追加された。「シングルリマインダー」機能は、ユーザーが任意の時間にリマインダーを設定でき、計測忘れを防止する。もう1つの「繰り返しリマインダー」機能は、指定した時間内に、複数回の血圧測定を連続して設定できる。これらのアップデートは、既存製品もソフトウェアアップデートで利用できるようになる。
写真で見るHUAWEI WATCH GT 6 Pro
HUAWEI WATCH GT 6 Proは、ブラック(フルオロエラストマーベルト、4万8180円)とブラウン(表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマーベルト、5万380円)がラインアップされる。
写真で見るHONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Pro
HONMA×HUAWEI WATCH GT 6 Proのデザインは、1種類のみのラインアップ。価格は5万2580円
写真で見るHUAWEI WATCH GT 6
HUAWEI WATCH GT 6は、ケースサイズが46mmのブラック(3万3880円)、グリーン(3万6080円)、グレー(3万6080円)、41mmのブラック(3万3800円)、ホワイト(3万6080円)、パープル(3万3880円)の計6つがラインアップされる。
ウェアラブル血圧計「HUAWEI WATCH D2」
ウェアラブル血圧計「HUAWEI WATCH D2」では、新しくブルー(コンポジットレザーベルト)が10月14日に発売される。市場想定価格は6万280円。




















































































































































































































