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ファーウェイが「HUAWEI WATCH GT 6」を発表、サイクリングやゴルフ機能が進化
2025年10月6日 14:00
ファーウェイ・ジャパンは6日、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 6」シリーズを発表した。10月14日に発売される。
「HUAWEI WATCH GT 6」と「HUAWEI WATCH GT 6 Pro」の2モデルがラインアップされる。価格はそれぞれ3万3800円~と4万8180円~。iPhoneとAndroidスマートフォンと接続して使用できる。
進化したバッテリー機能、最大3週間充電いらず
HUAWEI WATCHシリーズの特徴の1つであるバッテリー性能は、今回も着実に進化している。GT 6の46mmモデルとGT 6 Proでは通常使用で約21日間、ヘビーユースでも約12日間(GT 6の41mmモデルでは約14日間と7日間)と改善されている。また、GPS連続使用時間は約40時間で、さまざまなワークアウトを精度高く記録できる時間が延びた。
ディスプレイは、GT 6の41mmモデルで1.32インチ、46mmモデルとGT 6 Proで1.47インチの有機ELディスプレイ。最大輝度は3000ニトで、屋外などでもより見やすくなった。
アウトドアスポーツ機能が強化
位置測位機能が向上したことで、屋外のアクティビティ機能が進化している。新しいアンテナ構造と位置測位アルゴリズムを導入したことで、たとえばサイクリング時なら気圧計に基づいてシーンを自動判別し、傾斜があったり複雑な地形だったりする場所でも、より正確な距離を算出できるようになった。
加えて、位置測位衛星「Navic」に新しく対応し、2つの周波数と6つの衛星で測位できるようになり、各機能が大幅に性能向上している。
サイクリングの新機能
スマートウォッチだけでパワー測定
GT 6シリーズでは、新たにスマートウォッチだけでサイクリング時のパワーを計測できるようになった。通常は、自転車にパワーメーターやサイクルコンピューターを別途設置する必要があったが、GT 6シリーズでは、これらがなくてもリアルタイムの速度や高度、勾配、体重、車種などの情報に基づいてパワーを推定できるようになった。
また、サイクルコンピューターとしての機能を代替できるようになり、GT 6シリーズとスマートフォン/iPhoneを組み合わせて使えば、より高度な機能を利用できる。
より精度の高いデータを確認したい場合、他社製のパワーメーターと接続することで、FTPデータ(Functional Threshold Power、1時間あたりの継続できる最大のパワー値)など専門的なデータを計測できる。
転倒検知機能の追加
加速度センサーの検知範囲が8G→32Gに向上したことで、ワークアウトでの検知精度が90%向上、日常シーンでも73%向上した。
それに伴い、GTシリーズでは初の転倒検知機能が新たに搭載された。さらに、検知後ユーザーからの反応がなければ、事前に登録した緊急連絡先に音声通話を発信したり、SMSで知らせたりできる。
サイクリングの自動検出
計測できる数値はこのほか、サイクリング時の勾配(リアルタイム、平均、範囲)を新たに計測できるようになった。
また、待望の「サイクリング時の自動検出」機能が追加された。
このほか、スマートフォンと併用すれば、サイクリングルートを取り込んだり、サイクリング中のナビゲーション、終了後はルートとデータの共有ができる。アプリでは、グループライド機能や運動記録の拡充、ウォッチの操作をアプリと連動できる機能など、機能が拡充される。。
ウインタースポーツでは「yukiyama」を標準搭載
スキーやスノーボードなどのウインタースポーツに関する機能では、日本最大級のウインタースポーツアプリ「yukiyama」を標準搭載し、スマートウィッチ上でゲレンデマップや滑走データを確認できるようになった。アプリは、11月のアップデートで搭載されるようになる。
機能面では、これまで曖昧だった“滑走している”“リフトに乗っている”判断が、より正確に識別できるようになった。さらに、滑走回数や高度、時間、距離、勾配の測定精度が向上したほか、測定データの項目の拡充、記録回数の拡充(100回まで)がされている。
ヘルスケア機能の進化点
ヘルスケア機能では、これまで睡眠時のみだった心拍変動(HRV)が24時間測定できるようになったほか、情緒管理機能で情緒の状態が12段階になった。これ以外にも、睡眠スコアやウォッチフェイスが拡充されている。
また、メモリーが64GBになり、オフラインマップやゴルフ場マップ、音楽などをより多くダウンロードできるようになった。
GT 6 Proではトレイルランや心電図機能を搭載
GT 6 Proでは、トレイルラン中の記録で標高グラフが追加され、登りながら進捗を視覚的に確認できるようになった。
また、GT 5 Proから引き続き心電図機能を搭載。データはPDF形式でも出力できる。
GT 6 Proのゴルフ機能
GT 6 Proでは、ゴルフ場マップがより見やすく鮮やかになったほか、拡大縮小や画面移動に対応。より詳細に確認できるようになった。
また、ゴルフコースマップは、世界1万7000以上のゴルフ場をサポート。日本の99%以上のゴルフ場をカバーしているという。
グリーン上では、ヒートマップによる勾配表示「グリーンアンジュレーション」機能を搭載。ラウンド中は、グリーンの方向と距離を表示する機能やプロレベルの結果表示画面など、ゴルファーを強力にサポートする機能を備えている。
ラインアップ
HUAWEI WATCH GT 6
「HUAWEI WATCH GT 6」は、ケースの大きさが46mmと41mmの2モデルをラインアップしている。本体カラーによってベルト素材が異なる。
ラインアップと価格は以下の通り。
- 46mm ブラック
ベルト素材:フルオロエラストマー
価格:3万3880円 - 46mm グリーン
ベルト素材:表面に立体織物加工を施したフルオロエラストマー
価格:3万6080円 - 46mm グレー
ベルト素材:レザー
価格:3万6080円 - 41mm ブラック
ベルト素材:フルオロエラストマー
価格:3万3800円 - 41mm ホワイト
ベルト素材:レザー
価格:3万6080円 - 41mm パープル
ベルト素材:フルオロエラストマー
価格:3万3880円

























