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三井住友カード、CCC傘下の「Vポイント」を買収へ
2025年10月3日 12:34
三井住友フィナンシャルグループ傘下の三井住友カードは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ傘下で「Vポイント」を運営するCCCMKホールディングスを2026年3月末を目処に子会社化する。
資本再編にあわせて、CCCMKホールディングスがカルチュア・コンビニエンス・クラブから自己株式の一部を取得することで、CCCMKホールディングスの資本構成は、三井住友カードが55%、三井住友フィナンシャルグループが25%、カルチュア・コンビニエンス・クラブが20%となる。
また、CCCMKホールディングスの商号は「V ポイントマーケティング株式会社」となり、CCCMKホールディングス副社長の広田 精吾氏が代表者となる。
資本再編は、三井住友フィナンシャルグループとカルチュア・コンビニエンス・クラブグループが「Vポイント」を「金融グループが主導する唯一の共通ポイント」へ飛躍させることが目的という。
具体的な取り組み
「Vポイント」アプリと、「VポイントPay」アプリを統合し、SMBCグループの「Olive」や「Vpass」などとの連携を強化する。
さらに、SMBCグループが有する口座データや決済データと、Vポイントマーケティングが有する購買データを組み合わせ、多面的で高品質なデータベースを構築して消費者ニーズに合わせた「Vクーポン」を提供する。
データベースマーケティング事業では、「Vポイント」アプリ、「SMBCダイレクト」、「Vpass」アプリなどを活用した広告配信などを本格化する。
また、従来の主な取引先のVポイント提携企業やカード加盟店などの事業者やメーカーなどの事業者に対して、データベースマーケティング事業のサービス提供を拡大する。
