ニュース

「MapFan」のジオテクノロジーズがグーグルと資本業務提携

 ジオテクノロジーズ(旧インクリメントP)は、Googleと資本業務提携に合意したと発表した。グーグルから出資を受けるとのことだが、出資額は明らかにされていない。

 出資を受け、ジオテクノロジーズでは研究開発体制を強化する方針。これまでジオテクノロジーズでは、Googleマップに地図データを提供してきた。

 八剣洋一郎社長からのコメントでは「グーグルとの関係は、約10年前、当社の地理空間データ活用に関する検討から始まった」として、その後のパートナーシップにより関係が深まったと説明する。

 グーグルからの戦略的投資を受け、地理空間データや人流データの活用が加速し、AIをはじめとするグーグルの先進技術によってジオテクノロジーズの成長につなげられるとしている。

 1994年にパイオニア傘下として創業したジオテクノロジーズは、カーナビや「MapFan」などデジタル地図に関する事業を手掛ける。2021年にはパイオニアから、ポラリス・キャピタル・グループが事業を承継。2022年に現在の社名になった。