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ChargeSPOT、期限超過バッテリー返却で「おかえりクーポン」 メルカリでは禁止出品物に

 INFORICHは、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」で、返却期限を過ぎたバッテリーを返却したユーザーを対象に、次回利用時に使えるクーポンを進呈する施策を実施する。期間は10月31日まで。

 「ChargeSPOT」では、レンタルから120時間を超えると違約金が発生し、レンタルのカウントが停止する。しかし、違約金が発生しても購入扱いにはならず、次のユーザーが利用できるよう返却が必要となる。

 同社は、返却期限を過ぎた状態でのバッテリー保有は通常の管理体制が取れず、劣化などにより安全上のリスクが高まる可能性があるとしており、早期解決を促すため今回の施策を実施する。

 対象となるのは、レンタル開始から120時間以上が経過し、違約金が発生しているバッテリーを保有するユーザー。返却前に専用フォームからシリアルナンバーを登録するとクーポンの対象となり、登録は1人10個まで可能。クーポンは返却後に進呈され、送付から1カ月間有効となる。

バッテリーのシリアルナンバー

メルカリでは禁止出品物に

 さらにINFORICHは22日、メルカリにおいて、ChargeSPOTのバッテリーが出品禁止になったと発表した。メルカリ側の利用規約に違反するとの判断を確認した。今後は、出品も削除対象となる。

 また、他のオークションサイトについても、同様の出品に関する対応方針を検討しているという。