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Amazon「通知に関するアンケート調査」の結果を発表 約60%が「大半は不要」と回答
2025年7月21日 11:00
1日の通知数は平均約40件 約60%が「通知の大半は不要」と回答
調査結果から、1日の平均通知数は約40件、20代以下は約50件になるとのこと。また、1日に受ける通知の中で必要な通知について全体の約60%が10%以下と回答し、全体の約60%が通知の大半が役に立たない/不要な情報と感じていることが分かった。
通知でストレスレベルが上がるユーザーは20代以下で約41%
自由時間中に通知を受けるとストレスレベルが上がると回答したユーザーの割合は、20代以下で約41%、30代で約30%、40代で約25%という結果に。
また、「リラックス活動中にデバイスの通知によって気が散ったり中断されたりすることはどのくらいありますか?」という設問に「頻繁」、「ある程度頻繁」と回答したユーザーの割合は、20代以下で約48%、30代で約41%、40代で約31%という結果に。
リラックスに効果的だと感じること1位はテレビ番組など
リラックスするのに最も効果的だと感じることは、1位「テレビ番組、映画、動画を見る」、2位「音楽を聴く」、3位「本やマンガを読む」という結果に。
また、通知によって頻繁に気が散ってしまう頻度は、「本やマンガを読む」では約4人に1人が「頻繁」「ある程度頻繁」と回答している。
通知ストレスで集中力低下の危機
脳科学者の榊浩平氏によると、通知は集中力を低下させるとのこと。具体的には、「人間の脳が一度に集中できる量には限りがあり、通知のたびに注意がそれ、元の作業に注意を戻すには余計な時間と労力がかかり、作業ミスも増えやすくなる」とのこと。
また、頻繁な通知はストレスの原因になるとのこと。具体的には、「作業の中断が繰り返されることや、情報を見逃す不安感もストレスに繋がる」。慢性的なストレスは最悪の場合、認知症のリスクを高める可能性があると指摘されているとのこと。
特に「読書」ではテレビや音楽と違って、読書は目で文字を追い、内容を理解し、想像するなど、能動的で深い集中が必要。デバイスの通知は集中力を低下させ、ストレスの原因となり、読書の時間を妨げる。なので、脳と心を休めるためには、意識的に通知から解放される時間が必要とのこと。
最後に「通知による集中力低下やストレスから脳を守り、質の高い読書体験とリラックス習慣を実現するためには、読書だけに集中できる環境を提供してくれる『読書専用端末』は有効な選択肢といえる」とのこと。



