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ドコモ×ハロサイの自転車相互乗り入れ、横浜市で6月2日スタート
共同ポートは2025年度内に市内全域に拡大へ
2025年5月30日 17:21
ドコモ・バイクシェアとOpenStreetは、横浜市の「横浜市シェアサイクル事業」で、ポートの一部共有を6月2日に開始する。
国内のシェアサイクル事業者で、異なる事業者のポートに相互に乗り入れするのは今回が初めて。

ドコモ・バイクシェアは横浜市で「baybike」を2011年4月に実証実験として開始した後、2014年4月に正式サービスとして提供している。OpenStreetはシナネンホールディングスや江ノ島電鉄などの事業者と、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を2022年夏から横浜市内で展開している。
今回の共同運営の対象となるポートは、鶴見区、神奈川区、西区、中区、南区、保土ケ谷区、磯子区の7区のうちの一部。
対象となるポートは同日より両社の自転車が乗り入れできる共同ポートとして扱われ、ドコモ・バイクシェアの自転車も、OpenStreetの自転車もレンタルや返却が可能となる。
相互利用できるようになるポートの利用にあたって特別な手続きは必要なく、利用方法は従来と変わらずに、アプリや事前登録した交通系ICカードなどを使って自転車のレンタルを開始し、ポートやステーションに返却する。今後、共同ポート化は2025年度中に市内全域へと拡大を予定しているという。