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Googleドライブにアップした動画をGeminiが解析、要約・ハイライト確認など

 グーグル(Google)は、オンラインファイル共有サービス「Googleドライブ」で、生成AIの「Gemini」を活用し、「Googleドライブ」内の動画ファイルの要約やタスクを一覧にして出力する機能を提供開始した。

 主な機能として、ビデオで語られた内容を要約したり、たとえば会議で挙げられたタスクをリストアップしたりできる。また、ハイライトも確認できるという。主にビジネス向けの機能となっている。

 今回追加された機能は、「Gooleドライブ」のオーバーレイ プレビューまたは、スタンドアロンファイルビューアーを利用する際にアクセスできるが、現時点では英語版でのみ利用できる。

 機能を有効にするためには、Workspaceの管理者がスマート機能とパーソナライゼーションを有効にする必要がある。管理者は、管理コンソールを使ってユーザーがデフォルトでパーソナライゼーションを有効にするように設定できる。

 ユーザーがこの機能を有効にするには、対象となるドメインの管理者が動画の自動生成を有効にする必要がある。「Googleドライブ」のファイル一覧から動画を開き、右上にある「Ask Gemini」の星のボタンをクリックして実行できる。

 この機能は、即時リリースドメイン(Rapid Release domains)では5月28日から15日以内に、また計画的リリースドメイン(Scheduled Release domains)では、6月16日から最大3日間でに有効化される。

 Business Standard and Plus 、Enterprise Standard and Plus、Gemini EducationまたはGemini Education Premium、Google One AI Premiumの契約者と、Gemini Business、Gemini Enterpriseのアドオン購入者が機能を利用できる。