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マウスコンピューター、「MADOSMA」にWindows 10 Mobile初期搭載版

現行機にも年内にアップグレードサービスを提供

 マウスコンピューターは、OSにWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォン「MADOSMA Q501A」を発表した。実売3万円程度で年内に提供される。

MADOSMA Q501A

 「MADOSMA Q501A」は、6月発売のWindows Phone 8.1 Update搭載スマートフォン「MADOSMA Q501」をベースに、初期搭載OSをWindows 10 Mobileとしたモデル。販売方式などは「MADOSMA Q501」に準じ、量販店や同社の直営店などで扱われる。一般販売向けのホワイトモデルと、法人向けのブラックモデルが提供される。

 Windows 10 Mobileの新機能に対応し、新ブラウザー「Microsoft Edge」や音声アシスタント「Cortana」が搭載されるほか、Windows PCなどとの連携が強化される。

 ハードウェアの仕様については「Q501」と同様で、5インチでHDディスプレイにチップセット「MSM8916」を搭載、メモリは1GB。LTEはband1/3/19をサポートする。そのほかの仕様については「Q501」の発表時の記事を参考にしていただきたい(※関連記事)。

「MADOSMA Q501」へもWindows 10 Mobileアップグレードを提供

 Windows Phone 8.1 Updateを搭載した「MADOSMA Q501」に対してもWindows 10 Mobileへのアップグレードが準備が整い次第、提供を開始する。

 アップグレードは無料。ユーザーの操作により更新するOTA(Over The Air、通信経由)方式で、Wi-Fi環境が必須となり、1時間程度の時間がかかる。更新後、Windows Phone 8.1 Updateに戻すことはできない。

 また、有料で、同社のサービスセンターでユーザーの端末をアップグレードして返送するサービスの提供も年内に提供を開始する。料金は3000円(税別)で、片道分の送料が利用者の負担となる。

 同社では今後「MADOSMA Q501」に対し、Windows 10 MobileとWindows Phone 8.1 Updateの両方でサポートを継続して提供していく方針。

石井 徹