本日の一品
コードレス&AC電源レス、工事不要の壁面LEDランプ「Nite Lite Swich」
(2016/2/22 06:00)
賃貸住宅でも、分譲のマンションでも、「ここに壁面AC電源コンセントがあったら良いのになぁ」って場所には、意外と無いことが多い。そして実際にこれらの住居に数年以上住んで、生活感が染みこんだ頃に行ったリフォームではかなり理想に近い住居になることも多い。
壁面AC電源コンセントの増設改造とまでは行かなくても、家の中には今以上に明かりがあったほうが便利なところは結構たくさんある。そんなところにはマジックテープ(ベルクロ)で手の届く高さの壁面に簡単に固定設置できる簡易照明器具が便利だ。
今回ご紹介するのは、月に1回は徘徊する秋葉原のパーツ通りで見つけた「Nite Lite Switch(ナイト・ライト・スイッチ)と名付けられたバッテリー駆動のLED照明だ。同様の商品は既に幾つか発売されているが、なんといっても、今回の商品はその激安ぶりがウリだ。
名前の通り、外観はよく見慣れた白い壁面に取り付ける“電灯スイッチ”の形状をしている。ナイト・ライト・スイッチが一般的な壁面に取り付ける電灯のオン・オフ・スイッチと異なるのは、電灯線の配線が一切ないことだ。
点灯させるのは天井のライトではなく、スイッチ自身だ。内蔵バッテリー(乾電池)のパワーで、一時的に周囲を明るく照らせる、再配置可能(リロケータブル)な照明器具なのだ。
ナイト・ライト・スイッチの背面にはバッテリーボックスが2カ所に分かれて2個ある不思議な配置になっていて、単4乾電池を2カ所で合計3本使用する。表面内部には8個の白色LEDが入っており、指先でスイッチつまみを上側に倒すと、一気に全てのLEDが点灯するのでけっこう明るいのだ。
ナイト・ライト・スイッチはネジかベルクロのどちらかで壁面に固定する。筆者は、予備のベルクロを近所のダイソーで買って、部屋のあちこちに取り付けて試してみた。単4乾電池3個分の重量を含めてもそれほど重くはないので、ベルクロでも固定できる。
筆者が試しに取り付けてみたのは、昼夜を問わず、本を読んだり、ときどきはうたた寝もするシェーズロング横の壁面や、昼間でもけっこう薄暗い玄関の出口付近。そして、夜中にトイレに行く時に絶対に通らなければならない廊下の足元など、何カ所かでトライアルをしてみた。
テストした中で最も効果的だったのは、廊下の一時的な照明だった。トイレに行く時に歩きならがら上から手が届く高さ(地上70cm)に設置して、トイレに向かう時にオンにして、寝室に戻る時にオフするのが、常時、電気エネルギーを無駄に使わず合理的で行動学的にも理にかなった使い方だった。
ナイト・ライト・スイッチを見て、その値段と簡単な使い勝手を気に入った家族のリクエストで、現在では我が家のワードローブと玄関先のシューズボックスの中にもナイト・ライト・スイッチが入っている。
299円という実売価格が普通の価格なのか、特別ディスカウントな価格なのか筆者は知る由もないが、この手のものは見つけた時が買い時だ。ネット上でも類似の商品はあるが、いずれも少しリッチで価格もそれなりだ。もしナイト・ライト・スイッチを気に入った諸兄が居られたら秋葉原に急げ。
製品名 | 購入先 | 購入価格 |
---|---|---|
Nite Lite Switch | 秋葉原のパーツ通りショップ | 299円 |