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ソフトバンク宮川社長、携帯電話の料金値上げ「本当はしたくない」

 ソフトバンク代表取締役社長執行役員兼CEOの宮川潤一氏は15日、同社と三井住友カードの業務提携に関する共同記者会見で、携帯電話サービスの料金プランと今回の提携への関連を問われ、「ほかの収益でカバーできるなら、値上げしなくても済む」と語った。

 今回の提携で、ソフトバンクの「ペイトク」が絡んだ特典があるかについて宮川氏は「今回の議論のスコープから外れているが、良いヒントをいただいたのでこれから検討していきたい。」とコメント。

 そして、コスト増などに伴う料金プランの改定については「いろいろなことを工夫しながら、ほかの収益が携帯料金のインフレ対応に当てられれば値上げしなくても済む」と指摘。値上げをすることで加入者獲得の障害となるのでは? という懸念が社内にもあるとし「値上げしなくても良いなら、本当は値上げしたくない」と語った。