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ウィルコム、“だれ定パス”機能搭載モデル「WX12K」
(2013/11/6 10:00)
ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、京セラ製で折りたたみ型のPHS「WX12K」を11月14日に発売する。本体カラーはブラック、シルバー、ピンク、ネイビー×ゴールド、ホワイト×ゴールドの5色が揃う。端末価格はオープン価格だが、想定価格は1万円前後になる見込み。
「WX12K」は、「だれとでも定額パス アプリ」をインストールしたAndroidスマートフォンとBluetoothで接続すれば、ウィルコム回線で「だれとでも定額パス」のサービスを使った通話が可能になる。「だれとでも定額パス」は、スマートフォンとカード型の「だれとでも定額パス WX01TJ」を持つことで利用できるサービスだが、今回発売される「WX12K」では、同様の機能が内蔵され、カード端末を持つ必要がなく、スマートフォンに専用アプリを入れることで利用できる。
このほか、Bluetooth接続により、2台持ちに便利なスマートフォンリンク機能が利用できる。これによりスマホ宛の着信を受けたり、スマホの電話番号で発信したりと、スマホの子機として使える。また、ほかのBluetooth対応の電話機やヘッドセットなどのハンズフリー機器とリンクすることで親機としても利用が可能。PHSデータ通信(下り最大400kbps)を利用してテザリングが利用できる。
さらに、音声端末のフラッグシップモデルにふさわしい通話機能を備える。「スマートソニックレシーバー」は、骨伝導により騒がしい場所でも相手の声がクリアに聞こえる。また、通話中に相手の声の速度を落として聞き取りやすくする「ゆっくり通話」や聞き取りにくい高音域を補正する「はっきり通話」機能、「インタラクティブハンズフリー」機能を備えている。
防水(IPX5/IPS7)・防塵(IP5X)・耐衝撃(MIL規格相当)のほか、「緊急速報メール」や「モバイル迷惑電話チェッカー」にも対応する。
ディスプレイは3.0インチ(ワイドQVGA)、500万画素のアウトカメラを内蔵する。本体サイズは50×110×16.4mmで、重さは約113g。