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スマホからPHS通話ができる「だれとでも定額パス」7月31日発売

 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、スマートフォンからPHSの通話ができるようになるPHSアダプター「だれとでも定額パス」(WX01TJ)を7月31日に発売する。また、固定電話型で固定回線の接続にも対応したPHS端末「イエデンワ2」(WX05A)も7月31日に発売する。どちらも予約は7月18日から。

「だれとでも定額パス」

 「だれとでも定額パス」はカード型のPHS端末で、スマートフォンとBluetoothで接続して利用する端末。スマートフォン向けに提供されるアプリを利用して、PHS回線を利用した通話ができるようになる。

 対象となるスマートフォンはAndroid 4.0以降。Bluetooth 2.1+EDRに対応し、スマートフォンとは独自のプロファイル「PVP」で接続される。連続待受時間は約250時間、連続通話時間は約3.5時間、充電時間は約2時間。大きさは約54×85.6×5.5mm。重さは約32g。

「だれとでも定額パス」(WX01TJ)

「イエデンワ2」

 「イエデンワ2」(WX05A)は、固定電話のデザインを採用したPHS端末の第2弾。単三電池4本で駆動でき、ハンズフリー通話に対応。固定電話回線も接続できるようになっている。当初は5月に発売される予定だったが、開発の遅れにより延期されていた。

 約2.7インチ、128×64ドットのモノクロ液晶ディスプレイを搭載。単3電池4本のほか、ACアダプターで駆動する。乾電池の場合、通話時間は約8時間、待受時間は約800時間となる。カメラやメール機能などには対応しない。大きさは約200×195×74mmで、重さは約670g(電池除く)。

「イエデンワ2」(WX05A)

太田 亮三