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楽天モバイル、身に覚えのない回線契約に注意喚起 流出した個人情報悪用
2025年2月27日 17:55
楽天モバイルは、第三者による不正アクセスで複数の回線が不正に契約され、モバイル通信サービスが利用されていたことがわかったと発表した。不正利用された回線の利用停止措置を実施した。警察の捜査に全面的に協力するとしている。
今回発覚した不正利用では、第三者が不正に入手した他人のIDやパスワードで複数の回線が契約されていた。不正利用された回線の停止措置をするとともに、関係するパスワードのリセットを実施した。また、新規契約者に対してはSMSによる事後確認を行うなど対策を行っている。
同社からIDやパスワードが流出した事実は確認されていない。今後、不正検知のモニタリング強化や追加対策の導入を検討するとしている。
不正利用防止に向け、「my 楽天モバイル」や利用明細、不審な回線利用の有無の確認、同一パスワードの使い回しを避けること、ログイン通知機能を利用し、定期的にログイン履歴を確認することを呼びかけている。
また、身に覚えのない回線契約が確認された場合の対応は、不正に利用された回線の利用停止の後、楽天IDおよびパスワードの変更、不正利用された回線の一時的な再開後、解約手続き、最終的な回線の解約手続きの順番で対応するよう案内している。
不正利用に関する対応方法について不明点がある場合は、専用の問い合わせ窓口(0800-805-0008)で相談を受け付けている。窓口は年中無休で、対応時間は9時~17時となっている。