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グーグル、「Gmail」のデータ分類ラベルをAndroid、iOSで提供開始

 グーグル(Google)は、AndroidおよびiOSの「Gmail」において、データ分類ラベルを利用できるようになったと発表した。

 Gmail分類ラベルは、メールのメッセージ内に書かれた「機密」、「社外秘」などに従い、企業などの機密情報を保護し、自動的に分類する。11月にオープンベータ版で提供され、今回からAndroid、iOSのアプリ上でも利用可能になる。

 メッセージを送信する場合、Gmailドライブラベルで新しい分類ラベルの追加や、ドキュメントの種類などのカテゴリーを表示できる。

 また、データ損失防止(DLP)ルールに基づき、組織外の受信者に「機密」ラベルの付いたメッセージが送信されるのをブロックしたり、メッセージにクレジットカード番号や銀行口座番号などの機密情報が含まれている場合に、「機密」ラベルを適用したりできる。

 メッセージの受信者は、新しいメッセージの作成や、既存のメッセージに返信または転送をする際に、分類オプションが表示される。メニューを開くと、メッセージに関連するラベルを選択することが可能。