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10代・20代の約3割は公衆電話の使い方を知らない――ドコモ調査
2025年1月16日 14:16
NTTドコモ モバイル社会研究所は、公衆電話の利用方法の認知についての調査結果を公表した。調査は2024年11月にWebで行われた。調査対象は全国の15~79歳の男女で、有効回答数は1万355件。
「公衆電話の利用方法を知っている」が約9割
公衆電話の利用方法を知っているかどうかについての調査では、「知っている」(70%)、「ある程度知っている」(18%)と、約9割の人が「使い方を知っている」と回答した。
10代と20代は、公衆電話の使い方を知らないと答えた割合が約3割
年代別で見てみると、10代と20代では、公衆電話の「使い方を知らない」と答えた割合が約3割という結果になった。
一方で、年齢が上がるにつれて利用方法を知っている人が多く、50代以上では9割以上が「使い方を知っている」と回答した。
3世帯同居の青年(15-24歳)は利用方法を知っている割合が高い
年代を、青年(15-24歳)、壮年(25-44歳)、中年(45-64歳)、高年(65-79歳)の4グループに分けて、家族構成別に「公衆電話の利用方法を知っているか」を調査した結果、青年のグループでのみ差が出るという結果に。
3世代同居(主に祖父母と同居)の場合、利用方法を知っている割合は約8割で、一人暮らしの人々では約7割という結果になった。なお、他の年代では、家族構成による差は確認できなかったという。
家に固定電話を所有していると、公衆電話の利用方法を知っている割合が高い
年代別に家に固定電話を所有しているかどうかと、公衆電話の利用方法を知っているかを比較した結果、家に固定電話がある人は、公衆電話の利用方法を知っている割合が高いという結果になった。
特に青年と壮年のグループでは、その差が14ポイントと大きくなっている。