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シャープ製モバイルルーターやHome 5Gルーターに脆弱性、ソフト更新を呼びかけ

シャープ製モバイルルーターやHome 5Gルーターに脆弱性

 シャープは、同社製のモバイルルーターの一部で複数のセキュリティ上の脆弱性が存在すると発表した。

 NTTドコモとKDDI、ソフトバンクから発売された製品で、最新のソフトウェア更新を呼びかけている。

 対象機種は、ドコモから発売されたhome 5G HR02(バージョンS5.82.00とそれ以前)、Wi-Fi STATION SH-05L(01.00.C0とそれ以前)、Wi-Fi STATION SH-52B(S3.87.11とそれ以前)、Wi-Fi STATION SH-54C(S6.60.00とそれ以前)、KDDIから発売されたSpeed Wi-Fi NEXT W07(02.00.48とそれ以前)、ソフトバンクから発売されたPocketWifi 809SH(01.00.B9とそれ以前)。

 対象製品では、悪意を持つ第三者からroot権限が剥奪され任意のコードが実行されたり、ルーター内の特定のファイルが取得されたりする可能性がある。

 ドコモとKDDI、ソフトバンクから、すでに修正版のソフトウェアが提供されており、ユーザーにはソフト更新を呼びかけている。