Threads、「トレンドランキング」機能テストを日本で開始へ

　米メタ（Meta）は、テキスト共有アプリ「Threads（スレッズ）」で、話題になっているトピックを表示する「トレンドランキング」機能のテストを日本で開始することを発表した。

　「トレンドランキング」は、3月から米国で既に提供しているもので、米国以外の国や地域で導入するのは日本がはじめてという。まずは、一部の国内利用者に向けてテストを開始し、順次対象を拡大する予定としている。

　また、トレンドランキングはThreadsの検索画面で表示される。機械学習AIシステムによって選ばれた最大5つのトピックを、タップすると検索結果が表示され、関連投稿を通じて他の利用者の反応を確認できる仕様。

　ランキングに表示される内容は、利用者ごとに表示されるのではなく、日本の利用者全体の中でトレンドになっているトピックを表示する仕組みとなっている。

　機械学習AIシステムは、関連する投稿がシェアされた件数、反応している利用者の数など、様々な指標をもとにThreads上で利用者がどんなことについて会話しているのかを判断するという。

　トピックが選ばれると、その結果や関連投稿をコンテンツ専門家のチームが審査し、同時に表示するトピックのうち重複しているものはないか、誤解を招く内容は含まれていないかなども確認してトレンドに表示する。

　機械学習AIがガイドラインに違反しない適切なトピックを表示するよう、Metaでは継続して関連する技術をテストし、改善に取り組んでいくとしている。