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国立西洋美術館、常設展で「日本手話と日本語字幕」の動画解説サービスを開始

 国立西洋美術館は、日本手話・日本語字幕付きによる常設展示の作品解説をおこなった動画を見れる「タブレット貸出サービス」を開始した。

 貸し出しサービスでは、「日本手話」と「日本手話と日本語字幕」の2種類の動画を用意し、「日本手話」には指文字に一部テロップを付けているという。動画には、再生時間を明記しているため、自身のスケジュールに合わせた動画を選べる仕様となっている。

 インフォメーションでの貸し出しを行っており、申込不要で開館中いつでも無料で利用できる。タブレットの数は、6台と限りがあるため待ち時間が発生する場合もあるとしている。

 また、国立西洋美術館は、所蔵する作品の中からモネの絵画やロダンの彫刻作品など29点について、その作家や作品の特徴などについて4カ国語(日・英・中・韓)で解説している、Webアプリ「常設展 音声ガイド」(無料)をスクリプトつきで提供している。