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郵便料金値上げ、本日1日から――定形郵便は一律110円に、レターパックなども料金改定

 日本郵便は、郵便料金を1日、改定した。多くの郵便料金が値上げされたほか、一部のサービスでは条件の変更など内容が改定された。

はがきは85円、定形郵便は一律50g以下110円

 たとえば、通常はがきは63円→85円に、定形郵便物は84円(25gまで)と94円(50gまで)だったが改定後は一律110円(50gまで)となった。

 また、レターパックは、ライトが370円→430円、プラスが520円→600円にそれぞれ値上げされた。

 このほか、定形外郵便物や速達料金、特定記録郵便、スマートレターで料金が改定された。一般書留や現金書留、簡易書留の料金は据え置かれている。

郵便書簡は内容物の条件を撤廃

 郵便書簡(ミニレター)は、63円から85円に値上げされる。

 加えて、これまで内容物に「写真や紙片などで薄い物」の条件があったが、これが撤廃された。「厚さ1cm」と「重量25g」を超えない範囲で、内容物を封入できる。

旧額面のはがき、封筒は追加料金が必要

 旧額面のはがきや封筒(レターパックや郵便書簡など)を利用する場合、不足分の切手または証紙の貼り付けが必要となる。

 なお、今回の料金改定では、切手などの無料交換は実施されない。旧額面のはがきや封筒を新額面のものに交換する際は、所定の手数料がかかる。