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歴代最大6.9インチの「iPhone 16 Pro Max」、バッテリーも最長に

 米Apple(アップル)は、「iPhone 16 Pro Max」を発表した。ディスプレイサイズは6.9インチで、これまでの「iPhone」シリーズで最大となる。

 Apple Storeでの国内向け販売価格は、256GBが18万9800円、512GBが21万9800円、1TBが24万9800円。いずれのモデルも、同じ容量の「iPhone 16 Pro」と比べると1万5000円高く設定されている。9月13日21時に予約受付を開始し、20日に発売する。

 「iPhone 16 Pro」と同様に、チップセットに新しい「A18 Pro」を、新たに「カメラコントロール」を搭載し、「Apple Intelligence」に対応を予定している。

 ディスプレイが6.9インチで、これまでにAppleが発売したiPhoneの中で最大。バッテリー容量は明かされていないものの、こちらも大型化しており、連続動作時間はダウンロード済みのビデオ再生で最大33時間、ストリーミング再生で最大29時間、音楽再生では最大105時間となる。

 カラーバリエーションはブラックチタニウム、ナチュラルチタニウム、ホワイトチタニウム、デザートチタニウムの4色。別売りの20W以上の充電アダプターまたは、30W以上のアダプターとMagSafe充電器を組み合わせて充電すると、35分間で最大50%充電できる。

カメラ機能

 背面カメラは、「iPhone 16 Pro」と同じくトリプルレンズで、48MP Fusion(F値1.78)、48MP超広角(F値2.2)、12MP望遠(F値2.8)の3つ。

 光学ズームの倍率は0.5倍、1倍、2倍、5倍。空間ビデオに加え空間写真の撮影に対応し、「Apple Vison Pro」では思い出の追体験が可能になる。

 動画撮影は、4K/120fpsのドルビービジョンでの撮影が可能となり、新しい「写真」アプリでは、撮影後に再生速度を変更できる。

サイズ・ネットワーク

 サイズは高さ163mm、幅77.6mm、厚さ8.25mmで、重さは227g。前年の「iPhone 15 Pro Max」と比べて大型化しており、重さは6gだけ増加している。日本向けのモデル「A3295」では、5Gのミリ波帯には対応しない。

「iPhone 16 Pro」シリーズの主な仕様