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総務省が“5G向け4.9GHz帯”の割当方針案を発表、意見を募集

 総務省は2日、5G向けの新周波数帯である4.9GHz帯について、開設指針案を公開した。通信事業者に対する割当ての方針などが含まれており、7月3日~8月1日まで、パブリックコメントとして意見を募集する。

 新周波数帯の4.9GHz帯については、総務省が策定・公表した「周波数再編アクションプラン」において、2025年度末までに5Gに割り当てることが目指されている。

 通信事業者が当該帯域の割当てを希望する場合、必ず達成しなければならない基準が「絶対審査基準」。展開率や財務状況などの項目が設けられている。

 また、複数の事業者が割当てを希望した場合に、各事業者を比べるための基準として「比較審査基準」がある。これまでのSub6帯の割当の有無なども考慮されるという。

 意見の募集後、夏ごろに電波監理審議会への諮問・答申が予定されている。