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「ぷよぷよパズルポップ」登場、日本の「ぷよぷよ」をAppleとのタッグで世界へ

 セガは、アクションパズルゲーム「ぷよぷよパズルポップ」の配信を開始した。アップル(Apple)のサブスクリプションサービス「Apple Arcade」(月額900円)で配信され、iPhoneやiPadなどでプレイできる。

実際にプレイしてみる

 「ぷよぷよパズルポップ」は、200以上のゲームを遊べるApple Arcadeのラインアップに加わるかたちで提供される。今回は、短時間ではあるが、「ぷよぷよパズルポップ」を実際にプレイしてみた。

 パズルゲームに対する筆者の意識は「そこそこ好きだが得意ではない」。「ぷよぷよ」も、主要キャラクターやコンセプトは知っていたが、詳しいルールを聞かれると少々怪しいといった塩梅だ。

 そんな筆者のようなプレイヤーのために(?)、「ぷよぷよパズルポップ」では「レッスン」モードが用意されている。初心者向けの基本的なルールはもちろんのこと、ハイスコアを狙うための「かいだん積み」などのような上級者向けテクニックを、わかりやすい説明で学べる。

 今回は「レッスン」モードのうち「初級」「中級」を終え、「上級」はひとまず見なかったことにして「アドベンチャー」モードにトライした。

 「アドベンチャー」モードは、さまざまなキャラクターの3Dグラフィックが表示され、フルボイスの演出で完全新作のストーリーを楽しめるモードだ。筆者がプレイしたのはほんの序盤ではあるが、ハイスコアを狙わずステージをクリアするだけであれば、初心者にも優しいレベル感という印象を持った。

 「アドベンチャー」モードにおけるストーリーや、キャラクターなどのコンテンツは、今後のアップデート配信で追加されるという。

日本の「ぷよぷよ」を世界へ

 「ぷよぷよ」シリーズの総合プロデューサーである細山田水紀氏は、「シリーズとしては本当に久しぶりとなる単品の新作。かなり力を入れて作った」と自信を見せる。

細山田氏

 「ぷよぷよパズルポップ」は全世界150カ国以上で展開され、日本語のほか、英語や韓国語、中国語などの言語に対応する(音声は日本語と英語のみ)。細山田氏は「日本の『ぷよぷよ』を世界に広げていきたい」と意気込んだ。

幅広い言語に対応する(音声は日本語と英語のみ)