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ソラコムが東証グロース上場、玉川社長やKDDI髙橋社長が登壇
2024年3月26日 12:28
26日、ソラコムが東京証券取引所グロース市場へ新規上場した。26日午前には東証でセレモニーが開催され、代表取締役社長の玉川憲氏や、KDDI 代表取締役社長の髙橋誠氏らが登壇した。
10時からスタートしたセレモニーでは、まず玉川氏と髙橋氏がペアになり、1回鐘を鳴らした。その後、WiL CEOの伊佐山元氏ら4組が順に鐘を叩き、計5回、鐘の音が響いた。上場の際、5回鐘を鳴らすのは、「五穀豊穣」に由来するものという。
ソラコムの株式は870円で売り出された。売出株式数は6071万500株(オーバーアロットメント1620万700株)となっている。
2017年8月にKDDIグループに参画したソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」を提供している。グローバルで展開されており、世界中で600万回線以上のデバイスをつないでいるという。
ソラコムは2021年6月、セコム、ソースネクスト、ソニーグループ、日本瓦斯(ニチガス)、日立製作所、World Innovation Lab(WiL)の6社と、資本提携を含むパートナーシップを発表。スタートアップが大企業の支援を受けて成長し上場を目指す「スイングバイIPO」による準備を進め、今回の上場につなげた。