Zoomがアップルの「Vision Pro」向けアプリ、2月2日公開

　Zoomは、アップルが発売予定のゴーグル型のXRデバイス「Vision Pro」向けのアプリを発表した。米国でのVision Proの発売日と同じ2月2日に公開される。

　Vision Pro向けのZoomアプリでは、アップルのアバター機能「Persona」に加えて「Spatial Zoom」などで、追加のデバイスなしで手や顔の動きまでが表現できるほか、同じ部屋にいるかのような体験ができるとする。今春後半には、アニメーターやゲームデザイナーなどに向けたキャラクターなどの3Dモデルを共有しての共同作業や「Zoom Team Chat」、最大5人までのミーティング参加者をピン留めし、背景を削除する機能なども公開される見込み。

　Vision Proはアップルが2023年に発表したゴーグル型のXRデバイス。米国では2月2日に発売予定で価格は日本円でおよそ50万円～60万円前後。ZoomのほかにSlackやMicrosoft 365などが対応する。