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タクシー配車アプリ「GO」、ニセコエリアでインバウンド客の利用好調

 北海道ハイヤー協会とGOは、海道虻田郡倶知安町とニセコ町における冬季期間のオーバーツーリズムによる交通課題について、タクシー配車アプリ「GO(ゴー)」を活用した「ニセコモデル」の利用状況をまとめた。

 現在は運行開始から1カ月が経過し、インバウンド客の利用において好調な結果を出しているという。

 「ニセコモデル」では、札幌・東京のタクシー事業者から合計8社、車両11台、タクシー乗務員25名がニセコエリアへ派遣されている。応援隊車両はニセコエリア内の発着となるタクシーアプリ「GO」からの注文のみで営業を実施している。

 日ごとの乗車数が伸びており、現在は1日平均180件以上、合計6000件以上の乗車がある。特に、年末年始には1日に250件以上の乗車数を記録した。

 利用者の約9割はインバウンドで、その内訳はアメリカ・オーストラリア・シンガポール・香港・中国・台湾・タイなど50以上の国と地域に及ぶ。

 また8割以上が、滞在中に複数回「ニセコモデル」を利用しているという。

ニセコモデル
項目内容
対応期間2023年12月11日より試運行、12月18日から2024年3月19日まで本運行を予定
対応エリア倶知安町とニセコ町、乗車地・降車地の両方を対応エリア内で事前指定
対応言語日本語・英語
対応機能即時注文のみ、事前予約不可
対応決済GO Pay決済(クレジットカード・d払い・PayPay)のみ、車内決済不可
料金設定通常運賃に加えアプリ手配料900円、通常運賃には冬季割増が有、迎車料金は無
対応車両プリウスα3台・フリード4WD1台・NV2001台・シエンタ2台・アルファード3台・ノア1台の合計11台※一部車両はルーフキャリア付き