ニュース
タクシー配車アプリ「GO」、ニセコエリアでインバウンド客の利用好調
2024年1月22日 15:42
北海道ハイヤー協会とGOは、海道虻田郡倶知安町とニセコ町における冬季期間のオーバーツーリズムによる交通課題について、タクシー配車アプリ「GO(ゴー)」を活用した「ニセコモデル」の利用状況をまとめた。
現在は運行開始から1カ月が経過し、インバウンド客の利用において好調な結果を出しているという。
「ニセコモデル」では、札幌・東京のタクシー事業者から合計8社、車両11台、タクシー乗務員25名がニセコエリアへ派遣されている。応援隊車両はニセコエリア内の発着となるタクシーアプリ「GO」からの注文のみで営業を実施している。
日ごとの乗車数が伸びており、現在は1日平均180件以上、合計6000件以上の乗車がある。特に、年末年始には1日に250件以上の乗車数を記録した。
利用者の約9割はインバウンドで、その内訳はアメリカ・オーストラリア・シンガポール・香港・中国・台湾・タイなど50以上の国と地域に及ぶ。
また8割以上が、滞在中に複数回「ニセコモデル」を利用しているという。
項目 | 内容 |
---|---|
対応期間 | 2023年12月11日より試運行、12月18日から2024年3月19日まで本運行を予定 |
対応エリア | 倶知安町とニセコ町、乗車地・降車地の両方を対応エリア内で事前指定 |
対応言語 | 日本語・英語 |
対応機能 | 即時注文のみ、事前予約不可 |
対応決済 | GO Pay決済(クレジットカード・d払い・PayPay)のみ、車内決済不可 |
料金設定 | 通常運賃に加えアプリ手配料900円、通常運賃には冬季割増が有、迎車料金は無 |
対応車両 | プリウスα3台・フリード4WD1台・NV2001台・シエンタ2台・アルファード3台・ノア1台の合計11台※一部車両はルーフキャリア付き |