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2023年は携帯各社が新料金プランを続々発表、認知度や切り替えた人の割合は? MMD調査

 MMD研究所は、NTTドコモとKDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社(MNO)9サービスの契約プラン内容の実態調査を実施し、その結果を公表した。調査は12月7日~11日、ネット調査で実施された。2万人の20歳~69歳の男女から回答を得た。

 メインのスマートフォンで契約しているプランは、ドコモがギガライト(ドコモブランドユーザーのうち30.5%)、auは使い放題MAX5G(auユーザーのうち23.1%)、ソフトバンクは「メリハリ無制限」(ソフトバンクユーザーのうち37.1%)となった。

 新料金プランに注目すると、ドコモのirumoは6.3%、eximoが4.6%、auのauマネ活プランが3.1%、ソフトバンクのペイトクが2.3%となった。なお、自動移行する楽天モバイルのRakuten最強プランは96.6%となっている。

 全体をまとめると、メインのスマートフォンをMNOで契約するユーザーのうち、71.0%のユーザーが既存プラン、12.8%のユーザーが新プラン(自動移行プランを含む)で利用している。

 続いて、先述の新プランの認知については、ドコモのirumoは全体の41.3%、ドコモユーザーの61.0%が認知していることが、同様にeximoは全体の37.3%、ドコモユーザーの59.3%が認知している。

 auマネ活プランは、全体の44.0%、auユーザーの66.2%が認知、ソフトバンクのペイトクは全体の36.2%、ソフトバンクユーザーの56.4%が認知していることがわかった。

 なお、自動移行のRakuten最強プランは、全体の45.9%が認知、楽天ユーザーの97.9%が認知しているとしている。

 最後に、通信費の節約意識について調査したところ、MVNOユーザーの84.0%が節約意識が「とてもある」「少しある」と回答。MNOユーザーの中では、楽天モバイルユーザーが83.1%、povoが82.0%、UQ mobileが81.5%の順で節約意識があるユーザーが契約している。