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モトローラ、折りたたみスマホ「razr 40」を22日発売

 モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「motorola razr 40」を11月22日に発売する。ソフトバンク版の「razr 40s」もあわせて発表されており、12月8日に発売される。

自在な角度で折りたたみ

 razr 40は、モトローラ製のAndroidスマートフォン。縦方向に折りたためる構造で持ち運び時にはコンパクト、使用時には本体を開いて大画面を利用できる。本体外側はヴィーガンレザー仕上げで折りたたんだ際のディスプレイ同士のすきまや折りたたみスマートフォンでありがちなディスプレイの“折り目”が気になりにくい仕組みを採用した。

 ヒンジは任意の角度で止めることができる「フリクションヒンジ」。ノートパソコンのように自立させて動画を楽しめるほか、ジェスチャーで操作できるシャッターにより自撮りなどの写真も撮りやすい。展開時のディスプレイサイズは約6.9インチ。解像度はFHD+で最大144Hzのリフレッシュレート、HDR10+に対応する。このほかステレオスピーカーも搭載する。

 外側ディスプレイは1.5インチ。メインカメラのファインダーとしても利用できるほか、時計やカレンダー、音楽の操作などが可能でユーザーの好みに応じてカスタマイズできるようになっている。

64MPカメラ搭載

 メインカメラは約6400万画素。約1300万画素の超広角/マクロカメラも備える。インカメラは約3200万画素で、本体を立てることでメインディスプレイで確認しながら撮影できる。

 ナイトビジョンやマクロビジョン、背景ボケなどのモードを備え「クアッドピクセルテクノロジー」により低照度下でも、鮮明な写真を撮影できるとしている。

主なスペック

 搭載するOSは、Android 13。8GBのメモリーと256GBのストレージを備えており外部ストレージには対応しない。ディスプレイサイズは約6.9インチ(FHD+)。本体外側に備えるディスプレイは1.5インチ。

 アウトカメラは約6400万画素のメインカメラと約1300万画素の超広角カメラ/マクロカメラの3眼構成。ToFセンサーを備える。インカメラは約3200万画素のシングルカメラとなっている。

 対応する4GバンドはLTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B25/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42。5Gではn1/n3/n8/n28/n40/n41/n77/n78となる。Wi-Fiは、IEEE802.11a/b/g/n/ac/axに対応する。サポートするBluetoothバージョンは5.3。

 本体の大きさは約170.82×73.95×7.35mmで重さは約188.6g。バッテリー容量は4200mAhで有線では30W、ワイヤレスでは5Wでの充電ができる。おサイフケータイに対応する。IP52相当の防水防塵機能を有している。