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グーグル、Androidにおける金融詐欺で各国機関と対策

 グーグルは、スマートフォンやそのサービスの浸透とともに増加する金融詐欺への対策の取り組みを公式ブログで公開した。

 スマートフォンは日常的に手放せない存在となる一方、詐欺など犯罪でまっさきに狙われる存在になったとして、グーグルではその対策の重要性を強調。「Androidの最優先事項はユーザーの安全」として「Google Play Protect」などを通じてセキュリティを担保。Google Play Protectは1日で1250億のアプリをスキャンし、他機能と連携し迷惑メールやメッセージなどからもユーザーを守っているという。

 米国では、10月を「Cybersecurity Awareness Month」と定めておりグーグルでは、政府や金融業界のほか機関と連携してセキュリティに関する取り組みを進めた。ブラジル、タイ、シンガポール、インドの各国で金融詐欺への備えを呼びかける周知活動などを行っており、同社では今後も金融業界と連携してAndroidエコシステムの安全性をより高めていくとしている。