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「Snapdragon Seamless」発表、複数OS同士で周辺機器やデータ共有を自由に――マイクロソフトやグーグルなどすでに参加表明

 クアルコム(Qualcomm)は、現地時間24日にハワイで開催中の「Snapdragon Summit」で、複数のOS間でシームレスに連携させられる「Snapdragon Seamless」プラットフォームを発表した。すでにマイクロソフト(Microsoft)やグーグル(Google)、シャオミ(Xiaomi)、レノボ(Lenovo)、OPPO、Honorなどがこの取り組みに賛同しているという。

 「Snapdragon Seamless」では、異なるOS同士のデバイスを認識、連携し、まるで1つのシステムのように相互に周辺機器やデータを共有できるという。

 たとえば、マウスやキーボードをパソコンやスマートフォン、タブレットでシームレスに利用できたり、異なるデバイス同士でファイルやウインドウをドラッグアンドドロップで利用できたりする。

 また、オーディオ機能では、優先順位を付けることでイヤホンからの音響を切り替えることができるようになるという。

 将来的には、XRやIoTプラットフォームにも拡大される。

 「Snapdragon Seamless」は、早ければ今年中に展開される見込みとしている。