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京セラ、スマホやドローンにワイヤレスで電力を送る基礎技術を開発

 京セラは、5.7GHz帯における「空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム」を実現する基礎技術を開発した。スマートフォンやドローンなどの移動体に安定した電力を伝送できる技術として、今後の実用化が期待される。

 今回の基礎技術は、電波(マイクロ波)の放射を集中させる技術(ビームフォーミング技術)と、電波の伝搬環境に応じてリアルタイムに電波放射を追従制御する技術(アダプティブアレー技術)を融合したもの。

 この技術をワイヤレス電力伝送システムに適用することで、スマートフォンやドローンなどに電力を伝送できるようになる。電池交換や充電の手間が省け、デバイスの設置自由度が向上する。

 京セラでは、5.7GHz帯を利用した空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムにおいて今回の技術を適用し、移動体デモ機のモーターが駆動することを確認。デモ機の移動に追従しながら安定的に電力を供給できることなども確認した。

 同社の空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムは、10月17日~20日に千葉県幕張メッセで開催される「CEATEC 2023」に出展される。