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Amazon、相模原に災害支援物資を届ける拠点「Disaster Relief Hub」を開設、国内2例目

 アマゾン・ジャパンは29日、神奈川県相模原市のAmazonフルフィルメントセンター内に「Disaster Relief Hub」を開設した。災害支援物資を保管し、災害時に迅速/効率的に支援物資を届けるための拠点で、国内では、尼崎に続いて2拠点目の開設となる。

 「Disaster Relief Hub」では、モバイルバッテリーやドライシャンプーなど、約50種類約1万5000点の生活必需品が保管される。種類の選定にあたっては、過去の被災者からのニーズが高いものを中心に選定されているという。

 今回の相模原市の拠点では、災害支援を専門とするCivic Forceやピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など、地域コミュニティとの連携により運用される。

 「Disaster Relief Hub」の取り組みは、世界でも展開されている。アマゾンでは、トルコ・シリア大地震やオーストラリアにおける森林火災、ハワイ・マウイ島での山火事などで支援物資を寄付してきたほか、日本でも8月の台風6号が通過した沖縄での清掃活動支援などを行っている。