ニュース

「モンスターハンターNow」リリースイベント、Niantic CEOやモンハンプロデューサーなどが登壇

左から、坂井 良多(鬼越トマホーク)、石田 ニコル、ジョン・ハンケ氏(Niantic)、辻本 良三氏(カプコン)、後藤 真希、金ちゃん(鬼越トマホーク)

 Nianticは、カプコンのアクションゲーム「モンスターハンター」を題材にしたスマートフォンゲーム「モンスターハンターNow」を9月14日に正式リリースした。

 14日に都内で開催されたリリース記念発表会では、Niantic CEOのジョン・ハンケ氏とカプコンのモンスターハンターシリーズプロデューサー 辻本 良三氏、タレントの後藤 真希、石田 ニコル、鬼越トマホークが登場した。

Niantic CEOのジョン・ハンケ氏
カプコン モンスターハンターシリーズプロデューサーの辻本 良三氏

モンスターハンターNow

 モンスターハンターNowは、Nianticが提供するスマートフォンゲーム。基本プレイは無料。

 端末の位置情報を活用したゲームで、街中を移動しながらモンスターを捜索し、フレンドと協力しながら討伐を目指すゲーム。

 日本語のほか、英語、韓国語、中国語など9言語で楽しめる。

 また、AR機能を搭載しており、現実世界の風景と迫力あるモンスターの画が融合し、現実世界に近い感覚でモンスターを観察し、撮影画像をSNSなどでシェアできる。

Niantic 東京スタジオが中心となって開発

Niantic CEOのジョン・ハンケ氏

 Niantic ジョンCEOは発表会冒頭で、今回のゲームは東京スタジオが中心となって開発したことを明らかにした。

 また、開発を検討する段階で、カプコンを訪問し、辻本氏にアイデアを提案した際、最初のミーティングで「イエス」と答えてくれたとコメント。ジョン氏は「後から聞いた話では、(辻本氏は)簡単にイエスと言ってくれる人ではない」とし、カプコン社内でも期待が高い取り組みだったことがうかがえた。

 一方、カプコンの辻本氏は「作るのに時間がかかったが、かなり満足のいく作品になっている。現実世界に出かけると強力なモンスターと出会い、そこでの狩りをNianticのAR技術で体験できる、今までに無かった全く新しいモンスターハンター」と、作品への思いを語る。

 辻本氏は、今回のゲームについて「モンスターハンターならではの世界観やゲーム性、ハンティング、アクションなどは一切失うことなく大切にしながら開発に協力してきた」とし、世界中のモンスターハンターファンに自信を持って届けられる作品であるとした。

カプコン モンスターハンターシリーズプロデューサーの辻本 良三氏

モンハン経験者の4人が登場

 発表会には、タレントの後藤 真希、石田 ニコル、鬼越トマホークが駆けつけた。

後藤 真希と石田 ニコル
鬼越トマホーク

 全員がモンスターハンターのプレイ経験者であるといい、後藤は「モンスターハンターシリーズは10年以上前からやっているので、今回のゲームはどんな仕組みになっているかわくわくしている」とコメント。また、後藤はプレイ時間が8000時間を超えていることにもふれ「8000時間たっていたのは結構前で、今どれくらいなのかはもう計算ができない」とアピール。

後藤 真希

 発表会後半には、4人で実際にゲームをプレイするコーナーがあったが、ここでも後藤が先陣を切って4人を引っ張っていきながらモンスター討伐を目指していた。

 発表会では、4人で1つのパーティを組み、協力プレイでプレイした。モンスターハンターシリーズといえば、1回の討伐が30分以上となることも少なくなく、長時間集中して楽しむゲームというイメージをもつユーザーも多いが、今回はスマートフォンゲームということもあり、1回あたり75秒と時間が設定されている。

討伐に取り組む4人

 1回目のプレイでは、残念ながら討伐に失敗。2回目には4人それぞれで武器を選択してトライしたが、2回目は1回目よりも強いモンスターだったこともあり、討伐が叶わなかった。

プレイ中の風景

 後藤はプレイ後「自分のスキル次第で倒せたり倒せなかったりして、狩猟を楽しめるのがいいと思う」とコメント。石田は「スワイプで操作でき、全然初心者でも遊べると思う」とコメントした。

プレイを楽しむ後藤と石田

 発表会後、後藤はあらためて「現実世界で街中を歩いて、自分でモンスターを見つけて討伐することは、これまでのモンスターハンターでは経験したことがないシステムだったので、これからいろんなところでモンスターと出会えると思うと楽しみ。帰宅したときにどのモンスターが私の家にいるんだろう? というドキドキ感があってすごく楽しかった」と記者の質問に答えた。

後藤 真希
石田ニコル
鬼越トマホーク

 また、鬼越トマホークがプレイを振り返り「僕らがちょっと弱さが出てしまった」と、勝利に貢献できなかったコメントを漏らすと、後藤は「クエスト中、(鬼越トマホークの)2人で飛ばしあいしていたのかと妄想していた」と指摘する場面も見られた。

 ゲームに絡めて「今後プライベートで立ち向かいたいことは?」という質問には、それぞれ後藤は「今後のライブ」、石田は「ベランダ作り」と回答。鬼越トマホークは今冬の「M-1グランプリ」を挙げ「ネタが弱いで定評があるが、今年は頑張りたいと思う。決勝に進出して“山田 邦子”というモンスターを狩りたい」と、今後の抱負を語った。