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KDDI、ケーブルテレビ関連事業をJCOMに承継

 KDDIは、同社のケーブルテレビ(CATV)関連事業について、2024年1月1日付でJCOMに承継する。

 KDDIが現在提供している電話サービス「ケーブルプラス電話」やCATV事業者向けのソリューションサービスなどは、2024年1月1日からJCOMが提供する。

 今回の承継は、7月28日までに各社の取締役会で決議されたもの。承継の対価として、KDDIはJCOMから普通株式の交付を受ける。また、住友商事はJCOMから第三者割当増資を引き受ける。KDDIと住友商事の、JCOMへの議決権比率に変更はない。

 事業の承継により、「ケーブルプラス電話」「ケーブルプラス光電話」や「ケーブルプラスSTB」などの役務提供者が、2024年1月1日にKDDIからJCOMへ変更される。サービス内容や請求など、利用者には影響しない。

承継対象の主なサービス
電話関連サービスケーブルプラス電話、ケーブルプラス光電話、かんたんテレビ電話(※「迷惑電話自動ブロック」などのオプションサービス含む)
セットトップボックス(プラットフォーム含む)Smart TV Box/ケーブルプラスSTB/ケーブルプラスSTB-2
通信卸サービスケーブルプラス光卸サービス
WiMAX+5G卸サービス(ケーブルテレビ事業者向け)
MVNO(スマホ)卸サービス(ケーブルテレビ事業者向け)
その他生活あんしんサービス
ソリューションサービスCATV事業者向け各種サービス(インターネット回線、局舎向け設備・機器、セキュリティーなど)