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「povo2.0」で海外ローミング、7月20日から順次開始

 KDDIと沖縄セルラーは、オンライン専用ブランド「povo2.0」で海外ローミングの提供を7月20日から順次開始する。160以上の国と地域で音声通話やSMS、データ通信を利用できる。

 音声通話とSMSは7月20日から、データ通信は8月1日から提供される予定。音声通話とSMSは200以上の国と地域で利用できる。データ通信は最大160以上の国と地域で利用でき、利用するトッピングにより異なる。

 音声通話料金は国と地域により異なる。米国の場合、同国内での発信は120円/分。日本宛の場合は140円/分。着信は165円/分でSMSの送信は1通につき100円とされている。

 データ通信は、トッピングのかたちで提供され、povo2.0アプリの「海外」タブから確認できる。アプリにログイン済みであれば、渡航先で通信環境がなくても購入できる。購入後即利用できるほか、事前購入にも対応する。購入後30日以内であれば、渡航先到着時に自動的に利用が始まる。

上=データトッピングの一例。下=音声通話・SMSの料金一例

 データ通信のトッピングは90以上の国と地域で利用できる「レギュラートッピング」と一部の国と地域に限定される「エリアトッピング」のほかレギュラートッピングの地域を含む160以上の国と地域で利用できる「ワイドトッピング」が用意される。同じ容量・期間であっても、国と地域で料金が異なる。

 8月9日までにはすべてのユーザーが利用できるようになる。利用できるかどうかはpovo2.0アプリの設定画面から確認できるが、急ぎの場合はサービスサイト内の「エントリー」から利用申請ができる。