Apple PayやGoogle Payにクレカを登録している人はどれくらい？　MMDが調査レポート

　MMDLaboは、18歳～69歳の男女5000人を対象に、Apple PayやGoogle Payの利用経験などについて調査を行い、その結果を発表した。調査期間は6月22日～6月26日。

　調査対象者のうちスマートフォンを所有している4632人を対象に、Apple PayやGoolge Payをクレジットカードと連携して利用しているかを尋ねた質問では、「連携している」が28.2%、「連携していないが今後連携したい」が10.7%、「連携しておらず今後も連携したいと思わない」が20.3%となった。

　「連携している」と回答したユーザーをOS別にみると、iPhoneをメインに使う人では33.6%、Androidをメインに使う人では20.9%となり、利用するOSによって連携率が異なった。

　クレジットカードをApple PayやGoogle Payに連携している1307人を対象に、連携するクレジットカードの枚数を聞いたところ、1枚が最多で52.0%、次いで2～3枚が37.0%、4～9枚が9.0%、10枚以上が2%となった。

　クレジットカードをApple PayやGoogle Payと連携している1307人を対象に、その理由を尋ねたところ、「会計がスムーズだから」が60.1%で最多、「クレジットカードのポイントも継続してためられる」が44.9%、「サイフやカードケースを持ち歩かなくて済むから」が39.9%となった。

バーチャルカードの認知率は35.4%、利用経験は12.0%

　バーチャルカードを知っているか聞いたところ、「知っている」が35.4%に対して「知らなかった」が64.6%となった。

　年代別では、知っていると回答した割合は20代と30代で高く、知らなかったとする回答は60代や50代で高くなった。

　バーチャルカードの利用経験は、「現在利用している」が7.9%、「過去利用したことがある」が4.0%、利用経験はあわせて12.0%となった。年代別に見ると、利用経験があるのは10代が24.1%で最多、次いで20代が22.6%、30代が14.1%となった。

　バーチャルカードを利用している397人を対象に、利用している支払い（チャージ）方法を尋ねたところ、後払い（翌月などに支払いするポストペイ）が35.5%で最多となり、次いで「即時払い」が35.0%、「前払い（プリペイド式）」が29.5%となった。

　年代別に見ると、10代では前払い式が多く、年代が上がると後払いや即時払いが多い傾向にある。

　バーチャルカードを「今後利用したい」と回答した942人を対象に、利用したい支払い（チャージ）方法を尋ねたところ、即時払いが42.3%で最も多く、次いで後払いが35.2%、前払いは22.5%となった。

　年代別では、10代では前払いが51.2%と高くなったのに対し、20代より上の年代では後払いや即時払いの利用意向が高くなった。