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KT、ドコモ、富士通など6社、韓国でO-RAN対応のマルチベンダーの接続試験に成功

 KT、ドコモ、富士通、SOLiD、キーサイト、ETRIは、韓国国内の科学技術情報通信部とNIAの韓国城南市の5GテストベッドセンターでvRANの検証設備を用いたマルチベンダーの接続試験に成功した。

 また、各社はこの接続試験の結果を「O-RAN PlugFest Spring 2023」で公開した。「O-RAN PlugFest」は、異なるベンダーの基地局機器の相互接続性の確認試験を行い、結果を共有するイベント。

 イベントでは、5Gテストベッドセンターと同様の仮想化技術を用いた5G基地局を使って、適合試験や、マルチベンダーの相互接続性試験、エンドツーエンドの通信試験のデモンストレーションを実施した。

 5Gテストベッドセンターと「O-RAN PlugFest Spring 2023」の検証で、KTはvRANの構築とエンドツーエンドの通信試験、ドコモと富士通は、無線制御部の相互接続性試験を担当した。また、SOLiDとETRIはオープンRAN対応の無線子局部を使った相互接続性試験とO-RAN ALLIANCEの標準仕様に基づく適合試験を、キーサイトは分析監視と試験自動化ソリューションを担当したという。