コーニング、ディスプレイガラス製品の値上げを発表

　コーニングは、ディスプレイガラス基板の価格を20％値上げすることを発表した。価格改定は2023年第3四半期より適用される。すべての地域、ガラス組成、世代が値上げ対象となる。

　今回の値上げは、インフレやエネルギー、原材料、運営費の高騰によるもの。コーニングは、今後もマーケット状況の変化やインフレコスト、その他を考慮し、将来の価格調整をしていくとしている。

【お詫びと訂正 2023/05/24 22:23】
　記事初出時、スマートフォンに用いられる「Gorilla Glass」も値上げの対象と解釈できるような記載がありましたが、今回の発表はテレビなどに使われるディスプレイ部門のディスプレイガラス基板に関するものであり、「Gorilla Glass」に関する値上げではありません。お詫びして修正いたします。